2017年7月5日発売 定価926円(税込)


特集 赤トンボとホタルの増やし方 そしてミツバチについて


[今号の撮っておき]

トンボの目

 バッティングセンターにたまに行くとがっかりすることだが、若い頃と比べて目がボールを追えなくなっている。老眼鏡を手放せなくなった身、近いところだけでなく、動くものにも眼球がついていけなくなっているのだ。

 トンボの場合は人間でいえば極度の近眼らしい。ただし、複眼と呼ばれるトンボの目は、頭の半分を占めるくらい大きいから視野が広い。おまけに、動くものを感知する動体視力が非常にすぐれている。それが外敵から身を守るのに役立っているという。

 世の中は、田園回帰に代表される、未来への希望を感じさせるような地域の動きがある一方で、政府や国会の周辺は、無理・虚偽・忖度がまかり通って道理が引っ込む、のオンパレードみたいなことになっている。それに辟易しながらも、慣れてしまうのが怖い。トンボのように変化や危険を察知する「動体視力」を鍛えておきたい。

 今号からハンディサイズにリニューアルした『季刊地域』。30号記念の特別編成でお届けします。

──編集部