

2018年10月5日発売 定価943円(税込)
No.35 2018年秋号
特集
転作・遊休地・山で小さく稼ぐ
農の手仕事
今号の撮っておき!
ミニミニ米袋
ワラ
転作田で青刈りイネ そしてワラ細工で稼ぐ部会
新潟県・JA魚沼みなみワラ工芸部会
集落営農法人が年間雇用のためにしめ縄づくり
文=永奥 啓(広島県庄原市・農事組合法人ファーム永田代表理事)
巨大しめ縄から手づくり体験まで
文=那須久司(島根県飯南町・飯南町注連縄企業組合専務)
しめ飾り探訪 長野県上田市・別所温泉編
文=森 須磨子(しめ飾り研究家・グラフィックデザイナー)
見渡せば、ここでもあそこでも材料が育つ
アイ
母ちゃんたちがハマった タネ播きから始める藍染め
栃木県高根沢町・桑窪藍花会
超簡単!誰でもできる 「生葉染め」のやり方
藍染めのしくみ
若いママたちの北の染色工房
まぼろしの染料植物パステルを栽培
文=藤村さやか(宮城県気仙沼市・インディゴ気仙沼代表)
ワタ
各地のワタ栽培マップ
「衣の農業」再興を!
文=山本友子(長野県高山村)
靴下の製造小売会社、栽培に乗り出す
無農薬栽培8haの実践的害虫対策
文=島田淳志(タビオ奈良株式会社)
ホウキモロコシ
100年続いてきた
タネから育てるホウキづくりを引き継ぐ
文=布施大樹(種継人の会代表)
20aの遊休農地で50年ぶりに「ホウキグサ」が復活
文=髙木勇貴(JAとぴあ浜松営農指導課)
カヤ
地域通貨でカヤを調達
地元の茅葺き屋根材は子供たち発「茅プロジェクト」で
文=河野弥生(NPO法人西中国山地自然史研究会)
カヤ刈りを引き継ぐ企業組合、カヤ加工品の開発も
文=長田勇二(富士山御殿場かやの里企業組合)
コリヤナギ
減反田利用のカゴづくり
文=大泉布美子(宮崎杞柳細工工房)
スゲ
国産シェア9割の菅笠づくり
富山県高岡市福岡地域
竹
門松づくりで年末の小遣い稼ぎ
宮城県南三陸町・阿部勝善さん
柿渋
みんなでつくる、使う 柿渋の町より
宮城県丸森町
ウルシ
古い漆産地に新しい動きあり!
採って使って、みんなで小さく稼ぐ
茨城県・奥久慈漆生産組合
農の手仕事 農文協発行の関連本の紹介
特集に出てきた作物の種苗で入手可能なもの問い合わせ先
みんなで買った(19)
シバ
熊本県山鹿市 文=矢上英雄(大宮町町内会長)
諫早湾干拓訴訟
農漁業共存を目指すたたかいが始まった
文=馬奈木昭雄(弁護士・久留米第一法律事務所)
「森林経営管理法」を危惧する
文=泉 英二(国民森林会議提言委員長・愛媛大学名誉教授)
頼りにし、楽しみにしていた山が……
宮崎県森林盗伐被害者の声
町村長インタビュー(22)
緑のふるさと協力隊受け入れ25年
「関係人口」づくりさきがけの町
日之影町長 佐藤 貢さん
山あいの集落にヤマブドウジュースが広まる
役場・農協の仕事人より(22)
山麓の集落が結集 ゴマ・クワの特産化で農地を守る
文=池原博文(葛城市産業観光部長)
ハチミツの森から(5)
アシナガバチの引っ越し作戦
文=安藤竜二(山形県朝日町)
中山間直接支払・多面的機能支払
世代交代と体制づくりの現場から
23戸のむらで協定を継続 集落営農法人が後継者も育てる
新潟県十日町市・四ヶ村集落協定
早わかり 中山間地域等直接支払制度
各地の組織から 世代交代・体制づくりの工夫
農福連携で地域が変わる(5)
農福連携を軸に新たなコミュニティの形成
吉田行郷(農林水産政策研究所企画広報室長)
病を地域医療から診ると(5)
認知症 死ぬのも忘れる人生を
福井県おおい町 国保 名田庄診療所所長 中村伸一
地撮り!(5)
広葉樹の山づくり100年計画
三重県熊野市五郷町・辻本力太郎さん
辻本さんの広葉樹の山づくりにかける想い
山林所有者、地元企業と協力してすすめる
台風・土砂崩れに負けない山づくり
文=中川雅也(和歌山県田辺市・㈱中川)
獣害対策に手ごたえ
集落点検と「100歳まで楽しめる農業」
文=弘重 穣(神奈川県大磯町産業観光課)
日頃のメンテがものを言う
住民と市が一体となって電気柵管理
長野県須坂市
雪深い新潟の山村が、
なぜ「奇跡の集落」と呼ばれるようになったか
ゆるくらジャーナル
栃木県那須町・那須ブックセンター
本
『ごみ収集という仕事 清掃車に乗って考えた地方自治』
(藤井誠一郎著 コモンズ)
『〈食といのち〉をひらく女性たち』
(佐藤一子・千葉悦子・宮城道子 編著 農文協)
映画
『Workers 被災地に起つ』
読者の声
プレゼント