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季刊地域Vol.57 (2024春号)ゆるくらジャーナル

静岡

規格外品からパリッときれいなドライフルーツ

 東伊豆町稲取地区のフレッシュミセスのメンバーで構成されたミセスこらってぃ。8人で20種類を超えるドライフルーツをつくっています。

 グループを立ち上げたのは、規格外のミカンやイチゴなどをどうにか利用できないかと思ったことから。加工所に使われないまま放置されていた小型の電気乾燥機に目を付けました。2019年に稲取漁港直売所こらっしぇがオープンしたことも追い風となりました。

 最初はなかなかうまくいかなかったそうです。青果の厚みを5mmに揃えたり、品目ごとに温度を変えたりすることで、色がきれいでパリッと乾燥した、とてもおいしいものが出来上がったと代表の山田里美さん(58歳)。最近では駅の直売所でも販売しており大盛況です。

(農文協 多田 勇慈郎)

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