特集「農地を守る 誰が? なにで? どうやって?」
農家の高齢化や減少により増える遊休農地の活用策を探るシリーズの第3弾です。
「誰が?」では、1年前の農地法改正で農地を新規に取得する際の下限面積が廃止になった影響を検証しました。これまで農地を持たなかった人が、小さい畑を取得する動きが各地で生まれています。農水省が農地を担い手に集積するという政策を進めた結果、農家も農地も減少していますが、兼業・多業の小さい農業が新しい「農型社会」をつくります。
「なにで?」は農地の粗放利用に向く品目を取り上げています。例えばヘーゼルナッツ。近年、輸入量が急増しており、遊休農地を活かして生産・販売する動きが長野の積雪地帯から全国に拡大中です。他にも、ダッタンソバ、イタドリ、ヒツジなど各地の実践を紹介します。
「どうやって?」コーナーでは、使い切れない農地を地域で活かすために使える制度・仕組みを取り上げました。また、この4月から施行になる「相続登記義務化」について特集内で詳しく解説しています。
その他にも、集落営農も有機で元気になる!/小さな稼ぎと合わせ技! 毎月定額乗り合いタクシー/廃校利用のキャンプ場が人気/私たちイチから山づくり始めました 境界確認をやってみた/地域マーケティング講座など、地域づくりに役立つ記事や、私たちの暮らしを取り巻く問題を探究した記事が満載です。
ぜひお楽しみください。