特集「これぞ愉快なスマート農業! 動物と一緒に農業」
今号の特集「動物と一緒に農業」は3通りの読み方ができます。
1番目は草刈り・除草をヤギやヒツジやアイガモにまかせることで労力不足を補うということ。
2番目は獣害対策に動物が役立つということ。ヤギの放牧によってサルの被害が激減、カラスによるミカンの被害をタカを飛ばすことで解消した集落の話、などです。
そして3番目は、動物(家畜)の相棒にうまく働いてもらう農業は「スマート(賢い)農業」だということ。農業の労力不足を補う切り札のように言われる「スマート農業」ですが、それはICTやAIに支えられた先端技術による農業だけではありません。
「動物と一緒に農業」は、化石燃料不要で草や虫をエサに働き、糞は肥料になる「畜力エネルギー」を活かすスマート農業。それぞれの動物の習性や飼い方とともに、その習性を存分に農業に役立てるための技術を取り上げています。
その他にも、「新地方消滅レポート」を批判する/これは墓じまいではなく墓びらき/里山保全・地域おこしのための樹木葬/出店本屋、始めました/高校生がつくる 放置竹林を活用した防災用品/森林環境譲与税を林業マルチワーカー育成に利用/木材コーディネーターの手法を学ぶ/新連載 農村RMOの始め方など、地域づくりに役立つ記事や、私たちの暮らしを取り巻く問題を探究した記事が満載です。
ぜひお楽しみください!