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季刊地域vol.65(2026春号)ゆるくらジャーナル

山口

フォトコンテストでむらのよさを再確認

本誌や『現代農業』などを携えて全国をまわる農文協職員が集めた元気な活動の数々をご紹介します。「ゆるがぬ暮らし」「ゆるがぬ地域」づくりに取り組む、全国各地の耳寄りな情報です。

サムネ

 周南市中須北地区では、2001年からフォトコンテストを開催しています。主催するのは、棚田保全を目的にオーナー制度や農村体験交流にも取り組む「棚田清流の会」です。

 町場の人を呼びこむ目的で始めたフォトコンテスト。毎年25人ほどの参加があります。表彰者への景品は地元の米で、最優秀賞は1俵・60kgももらえます。

 審査員は市の農林課、地区組織の代表、セミプロの写真関係者など。写真の技術ではなく、むらのよさが出ているかが評価基準で、田のアゼに座るばあちゃんたちの談笑、孫が米の収穫を手伝いに帰ってきている様子など、風景だけでなく日常を捉えた写真が出品されます。

 会の役員を務めたことがある桑田由美子さん(71歳)は、美しい棚田の写真に「えーっ、ここ、うちの田んぼ!」と驚いたそう。きついとばかり思っていた草刈りの成果が、写真によって形になりました。

 自分の田がきれいに撮られるのはみなさん嬉しいようで、まわりには写真を撮ってもらうために精力的に草刈りをする方もいるんだとか。

 「むらの人が地元の魅力を再確認できるいい機会になっている」と桑田さんは話していました。

作品募集中のポスター

文=中西(農文協)

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