本誌や『現代農業』などを携えて全国をまわる農文協職員が集めた元気な活動の数々をご紹介します。「ゆるがぬ暮らし」「ゆるがぬ地域」づくりに取り組む、全国各地の耳寄りな情報です。

ビオファームカメガモリは、女性グループが共同で管理するシェア畑です。花巻市の川村邦枝さん(49歳)がコロナ禍に義実家の遊休田を使ってスタート。農薬や化学肥料を使わない大豆栽培と味噌づくりをしたいと人が集まっています。
メンバーは10人で、大豆のほかにも季節ごとに様々な野菜を栽培しています。ほとんどの人が車で30分から1時間かけて作業に通うため、活動頻度は月に3回程度で、ダイコンやニンジン、ビーツなど収穫適期が長い野菜を選んで作付けするそうです。
自分たちの食卓を豊かにするのが目的なので、収穫物は山分けが基本ですが、食べきれない分はマルシェに出店したり、知人に販売したりします。
参加費は毎年1万5000円で、1年の最後に余剰金を返す形で運営しているそうです。
文=高橋(農文協)
『季刊地域』67号(2026年秋号)「遊休田が農薬・化学肥料を使わないシェア畑に」より