全国をまわる農文協職員が集めた元気な活動の数々をご紹介します。「ゆるがぬ暮らし」「ゆるがぬ地域」づくりに取り組む全国各地の耳寄りな情報です。

鳥取市でキノコをつくる新沼敬行さん(57歳)は、ソーラーパネルの下で原木シイタケをつくるなど、新しい栽培方法を模索してきた。
課題はいろいろあるが、原木不足が深刻。価格は高騰するし、山から切ってくるのも重労働だ。そこで身近なところで原木を育てる必要があると考え、耕作放棄地に試しにクヌギを植林。結果、畑で草刈りを続けながら育てると、シイタケ栽培に向く直径8~12cmの原木が6年ほどで育つことがわかった。
「農地にクヌギは植えられない」と県や市からは言われたが、農水省に直談判すると「肥培管理、草管理などすれば農地に植林はできる」という回答が得られたそうだ。
新沼さんは耕作放棄地1haで原木づくりに取り組む予定で、今年は30aの畑にクヌギを植えた。
文=御船菜々子(農文協)