2020年7月4日発売 定価943円(税込)


特集 雑木とスギの知られざる値打ち/自転車×農村の可能性


[今号の撮っておき]

アマゴで疫病退散!

 本誌前号の編集を終えてから3カ月、新型コロナ禍のもと世の中は急変した。雑誌をつくっていて一番困るのは、取材に出かけるのが不自由になったことだ。多くの筆者の方々の協力により、今号もいつも以上の内容になったと思う。しかし、われわれ編集の仕事に携わる者にとって、現場を直に見て聞いて感じたり考えたりするのが生命線。コロナとうまくつきあいながら、ここは大事にしてきたい。

 そんなわけで、残念ながら四国山地の新緑を浴びることはかなわなかったのだが、ブナの森から流れ出す清冽な水(p10)はこの1枚からも想像できた。「うちは、農業も林業も漁業もしています」という田中貴代さん・豊司さん夫婦が養殖するのは、清流にすむ淡水魚・アマゴ。疫病を鎮める妖怪として有名になった「アマビエ」よりも、こちらを眺めていたほうが気分が晴れそうに思うがどうだろうか。

──編集部