2017年1月5日発売 定価926円(税込)


特集 農家の土木・基礎講座 みんなで挑む「むら強靭化」


[今号の撮っておき]

天空の家

 標高820m。こんなところに家がある。

 空き家になって長いそうだが、かつてたしかにここには人が住んでいた。どんな暮らしだったのだろう。都会の便利な生活が当たり前の身には想像もつかない世界だ。

 名も知れぬ人たちの、小さな営みの集積で世の中はできている。

 新しい年を迎え、激動の国際社会はどこへ向かうのか不安がいっぱいだが、周回遅れの日本にあって、方向を間違わないためにも、大事にしたい写真と思った。

 天空に浮かぶようなこの茅葺き古民家、名称は「浮生」。落合集落のほかの7軒の空き家とともに、徳島県三好市が宿泊施設として改修・再生。現在は、予約が取れないほど人気の1棟貸し「桃源郷の宿」になっている(p64、67)。

──編集部

写真=㈱ちいおりアライアンス