これまでミクシィ、ツイッターなど、インターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)には無関心というよりチンプンカンプンだったが、同僚のすすめで「フェイスブック」を使うようになってひと月余り。前者は不特定多数との匿名性のつながりだが、後者は友人、知人との実名でのつながりで、これがなかなかいい。
 11月末、林業版直売所「C材で晩酌を!」(本誌1号82ページ、高知県)の中嶋健造さんが「大分で1日空き時間ができそう」と書き込み。「それならぜひ豊後大野市富士緒井路土地改良区の白水ため池や発電所(7号40ページ)を見学させてもらっては?」と書き込んで、同改良区事務局長の後藤大二郎さんに電話。当日朝のご相談にもかかわらず、後藤さんは中嶋さんを宿まで迎え、ご案内いただくことに。翌日中嶋さんは「豊後大野では小水力発電の凄さに驚かされました。この小水力とバイオマス&自伐林業の地域循環システム案が浮かびました。農山村再生の切り札になりそうな予感。後藤さんに大感謝」と、書き込んだ。[甲斐]

野菜や漬物を「しょいか〜ご」に出荷する岡田幸男さんは借地で農業を営んでいる(26ページ)。2010年8月に手ごろな休耕地を見つけて以来、着々と準備を進めてきた。10月に伸び放題の畑の草を抜き、2011年1月に完熟堆肥を入れた。水はけが悪いところは正月3日からスコップで1・5mも掘り下げ、隣の杉山から運んだ杉の葉を埋め込んで「暗渠」をつくった。努力の甲斐あって、4月、農業委員会に正式に農地の賃貸借契約が認められ、農家台帳に登録された。公務員家庭に生まれ、56歳まで電気メーカーの社員だった岡田さんが念願の「農家」になった。その野菜づくりのモットーは、たとえ形は悪くても、できるだけ農薬に頼らず健康な野菜を育てること。規格がない直売所の存在が、それを支えている。[阿部]

地元では「朝から行列ができるのはアグリロード(18ページ)とパチンコ屋くらい」と言われている。この日もお客さんがひっきりなしで、レジの2人は大忙し。午前で売り切れが続出した。一段落した午後、弁当を買いに来たおばあちゃんがレジの明美さんと楽しそうに話していた。「それぞれのレジ係に常連がいる」とフミ子さん。[馬場]

両宮山古墳と山陽団地も入れて、直売所を俯瞰する写真がほしいな」。稚媛の里の右遠店長にお願いしたところ、急きょ標高210mの甲岩に登ることに。そこはまさに〈けもの道〉。道なき道を、枝をへし折りながら登る。30分後、私はツタに絡まり早くも断念。日没も迫るなか、登り切った高木カメラマンが撮った渾身の一枚が38ページだ。[蜂屋]

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